引っ越し営業の仕事を、数字で見る
- 年収約320万円*ほかの仕事の平均 約300万円
- 休み年間休日 120日ほかの仕事の平均 120日
- 残業月 13時間ほかの仕事の平均 月20時間
年収は入社時の数字です。休みは週2日だけだと約104日で、ほかは祝日・夏休み・年末年始などです。
*年収は国の統計の数字(求人が少ないため)
相談は無料です。気になることは、LINEか電話(約10分)で聞けます。
引っ越し予定のお客さんの家を訪ね、荷物の量を見て、料金と日程を提案します。問い合わせのあったお客さんに対応する形(反響営業)が中心です。
6つのランクを図で見る
外にふくらむほど良いランクです(Sがいちばん上)。未経験で入るときの条件を比べたもので、仕事そのものの良し悪しではありません。(はじめてのお仕事図鑑・2026年10月時点)
この仕事の強み
- 未経験から受かりやすい未経験OKの求人は少ない(E)が、応募すれば受かりやすい(◎・紹介の現場の目安)
- 年収の上限が高め国の統計の年収 1年目 約320万円・2〜5年目 約479万円
- 長く働くほど、年収が伸びる11〜15年目の月給 38.8万円(ほかの仕事は36.5万円)
期待できること・期待しにくいこと
○ 期待できる
- 残業は月20時間まで求人票の中央値(真ん中の値)で月13時間
- その場で見積もって決める力が身につく仕事の中身から:お客さんの家で荷物を見て、料金を出す
- 新しい生活の始まりを支える仕事の中身から:引っ越しの段取りを一緒に考える
△ 期待しにくい
- 求人票の数字では、とくになし
2026年10月時点の求人票(転職エージェント向けの求人データ)・国の統計(2025年調査)・ILOの見積もりから、はっきり言えるものだけをのせています。「仕事の中身から」は、普段の仕事内容からまとめたものです。
この仕事を、図で見る
1仕事の流れ
- 📞問い合わせを受ける引っ越しの日や場所を聞く
- 🏠お宅を訪問荷物の量を見て回る
- 🧮見積もりその場で料金を出して説明
- 📅作業の手配トラックや作業の人を手配
よくある1日の例です(「ある日の1日」と求人票の残業時間・年間休日から作成)。絵はイメージです。会社やお店によって、時間や中身は違います。
2ある日の1日9:00 出勤・18:40 ごろ退勤(目安)
- 出勤・予定の確認
- お宅を訪問して見積もり
- 休憩
- 午後の訪問
- 帰社・手配と連絡
- 定時。片付け・あいさつ
- 退勤の目安残業は1日 約40分(求人票の残業時間を1日に直した目安)
🗓️ 休み:シフトで週2日ほどです。土日と、3〜4月は忙しいです。
3キャリアの道すじ(目安)1年目 営業 → 3〜5年目ごろ 主任・リーダー
→ その先 支店長
- 1年目営業見積もりの出し方を覚える
- 2〜3年目ごろ一人前の営業法人の引っ越しなども担当
- 3〜5年目ごろ主任・リーダー支店の数字と後輩をみる
- その先支店長支店の運営を任される
🎓 役立つ資格:普通自動車免許(下見で車を使うことが多い)
よくある例です。会社やお店によって、仕事の中身や時間、上がっていく早さは違います。
いいところと、大変なところ(詳しく)
○ いいところ
- ほとんどの求人が、未経験から応募できる
- 問い合わせのあったお客さんに対応する営業が中心
- 1年目の年収は、約320万円国の統計
- 求人票の残業は平均より少なめ真ん中の値で月13時間
- 15年で、月給はほかの仕事と同じくらい上がる1年目26.2万円 → 11〜15年目38.8万円、全部の職種は24.5万円 → 36.5万円
△ 大変なところ
- 求人の数そのものは、少ない
- 3〜4月の引っ越しの多い時期は、とても忙しい
- 給料に、あらかじめ残業代が含まれている求人がある真ん中の値で月39時間分
- 成果に応じて給料が変わる求人が多い
押すとLINEが開き、質問が入った状態になります(送るまでは届きません)。
約300万円
約42時間
休み・残業は求人票、*の年収は国の統計からの計算です。
計算のしかた
年間休日は平均と同じ、残業は月7時間少なくなっています。1年に働く時間の差は約80時間で、1日8時間なら約10日分です(求人票の真ん中の値からの計算)。年収は、国の統計の1年目の数字です(求人が少ないため)。1週間に働く時間は、1日8時間×(365日−年間休日)+残業×12か月を、52週で割ったものです。
6つの数字を、詳しく見るランクのもとになった数字と出どころ
国の統計の年収(目安)
目安の数字
| 1年目 | 約320万円(全部の職種は約300万円) | A |
|---|---|---|
| 2〜5年目 | 約479万円(全部の職種は約410万円) | A |
この仕事は、当社が使う求人データでは未経験の求人が少ないため、国の統計の年収をのせています(求人票の年収とは別の数字です)。比べる相手も、国の統計の全部の職種です。
出どころ:厚生労働省 賃金構造基本統計調査(令和7年)・職種別(その他の営業職業従事者)・20〜24歳で経験0年の人(1年目)と25〜29歳で経験1〜4年の人(2〜5年目)の、月給×12+年間賞与
求人票の年間休日
平均と同じ
年間休日が120日以上ある求人は、60%です(ほかの仕事は67%)。
出どころ:転職エージェント向けの求人データベース(正社員・契約社員の求人)
求人票の月の残業時間
平均より7時間少ない
求人票に書かれた残業時間です。給料にあらかじめ含まれる残業代(固定残業代)の時間分は、これより多いことがあります。
出どころ:転職エージェント向けの求人データベース(正社員・契約社員の求人)
働く人の増え方・人手不足・AIの影響から見た、この先の求められやすさ
業界の動き1/2・AI1/2
| 働く人の数 | 運輸業,郵便業で、この10年で 2.7%増える(日本全体は6.7%増える) | B |
|---|---|---|
| 国の見通し | 2040年までに 8.2%減る(日本全体は5.2%減る) | B |
| 人手不足 | 人手が足りない会社の多さ 61ポイント(日本全体は47)=S/営業の仕事の求人倍率 2.28倍(ほかの仕事は1.17倍)=S | S |
| AIの影響 | AIでこなせる作業が、全職業の真ん中より少し多め(ILOの見積もり) | C |
出どころ:総務省 労働力調査(2015年と2025年の就業者数)/労働政策研究・研修機構 労働力需給の推計(2023年度版)/厚生労働省 労働経済動向調査(令和8年8月)・一般職業紹介状況(令和8年3月・パートを除く)/ILO(国際労働機関)生成AIと仕事の職業別の調査(2025年)
未経験から応募できる求人の数
ランクのみ
ほかの仕事の平均より、かなり少ないです。
この仕事の求人は、ほとんどが未経験から応募できます。ここでは、求人データベースに出ている求人の多さを、ほかの仕事と比べています。
出どころ:転職エージェント向けの複数の求人データベース(正社員・契約社員のうち、業界も職種も未経験で応募できる求人)。会社と都道府県の組で数え、職種の区分1つあたりの平均と比べてランクを付けています。件数は載せていません
長く働くと、給料がどれだけ上がるか
2つの平均
| 給料の伸び | 1年目→11〜15年目で 月+12.6万円(全部の職種は+12.0万円) | A |
|---|---|---|
| 15年目の年収 | 11〜15年目の年収(賞与込み)約622万円(ほかの仕事は約558万円) | A |
国の統計の区分:その他の営業職業従事者
出どころ:厚生労働省 賃金構造基本統計調査(令和7年)
この先の給料は?月給 1年目 26.2万円 → 11〜15年目 38.8万円(国の統計)
20代前半で入った人の、月給の道すじ(国の統計)
11〜15年目の月給は、全部の職種より月2.3万円多いです。
年収(賞与込み・月給と賞与からの計算)は 約320万円 → 5年目ごろ 約479万円 → 15年目ごろ 約622万円全部の職種は 約300万円 → 約558万円国の統計は「その他の営業職業従事者」をまとめて数えているため、同じ区分のほかの仕事と同じ数字です。
出どころ
厚生労働省 賃金構造基本統計調査(令和7年)・職種別・年齢と経験年数別の所定内給与(残業代や賞与をのぞく月給)。1年目=20〜24歳で経験0年、2〜5年目=25〜29歳で1〜4年、6〜10年目=30〜34歳で5〜9年、11〜15年目=35〜39歳で10〜14年の人の平均です。(国の統計の区分:その他の営業職業従事者)
この数字について(出どころと注意)
- 「引っ越し営業」の数字は、転職エージェント向けの求人データベースのうち、引っ越しの営業の求人から出しています(件数は載せていません)。この仕事は求人の数が少ないため、複数の求人データベースを合わせて数えています。数字は目安です。
- 「ほかの仕事の平均」は、同じデータベースの、職種を問わないすべての求人から出しています。求人票の数字は、すべて正社員・契約社員の求人だけで数えています(パート・アルバイト・派遣は除いています)。同じ会社が勤務地ごとに出している同じ求人は、1つとして数えています。
- 「入社時の年収」は、この仕事は未経験の求人が少ないため、国の統計(厚生労働省 賃金構造基本統計調査・2025年・職種別)で、20代前半で入った人の1年目と2〜5年目の年収(月給×12+ボーナス)です。それぞれ全部の職種(約300万円・約410万円)と比べてランクを付け、2つを平均しています。求人票の年収とは別の数字です。
- 「休みの多さ」は、求人票に書かれた年間休日の日数(真ん中の値)です。この項目だけ、日数そのものでランクを付けています(105日以下=E/110日以下=D/115日以下=C/120日以下=B(ほかの仕事の平均120日を含む)/124日以下=A/それより多い=S)。ほかの仕事の真ん中の値は120日(B)です。
- 「残業の少なさ」は、求人票に書かれた月の残業時間(真ん中の値)です。この項目も、時間そのものでランクを付けています(0時間=S/10時間以下=A/20時間以下=B/30時間以下=C/40時間以下=D/40時間より多い=E)。ほかの仕事の真ん中の値は20時間(B)です。
- 「これからも求められる」は、業界の動き(①②③)とAIの影響(④)を半分ずつの重さで合わせたものです。内訳は、①働く人の数(その産業の就業者数が2015年から2025年でどれだけ増減したか。全産業との差で、+20ポイント以上=S/+5以上=A/±5未満=B/−5以下=C/−10以下=D/−20以下=E)②国の見通し(2040年までの就業者数の推計。真ん中のシナリオ。付け方は①と同じ)③人手不足(人が足りないと答えた会社の割合と、職種ごとの有効求人倍率。ほかの仕事との比率で付けて平均)④AIの影響(ILO(国際労働機関)の2025年の調査で、その職業の作業のうち生成AIでこなせる見込みの平均。0.20未満=S〜0.60以上=E)です。産業や職種の区分は大きなくくりで、この仕事だけの数字ではありません。使えない数字がある職種は、残りの数字で平均しています。
- 「未経験OKの求人の数」は、転職エージェント向けの複数の求人データベースで、業界も職種も未経験で応募できる求人(正社員・契約社員・2026年10月時点)を、会社と都道府県の組で数え、職種の区分1つあたりの平均と比べてランクを付けたものです。件数は載せていません。
- 「はじめて仕事バッジ」は、未経験から正社員で始めて、長く伸びていける仕事かの目安です。6つのランクを点にして(S=6点〜E=1点)重みづけで平均し(未経験の受かりやすさ30%〈紹介の現場の目安。◎=S・○=B・△=D〉・年収の上がりやすさ20%・入社時の年収15%・これからも求められる15%・休み・残業 各10%)、4.5点以上の仕事に銀を付けています。金は、そのなかから当社が紹介の現場で特におすすめする仕事です。バッジの無い仕事が悪いという意味ではなく、はじめての仕事として選ぶときの目安です。
- 「年収の上がりやすさ」は、長く働くと給料がどれだけ上がるかの目安です。①給料の伸び(20代前半で入った人の、1年目から11〜15年目までに増える月給)と②15年目の年収(11〜15年目の年収・賞与込み)を、それぞれ全部の職種の平均と比べてランクを付け、2つを平均しています。どちらも国の統計(職種別)です。
- 「この先の給料」と「年収の上がりやすさ」の「給料の伸び」は国の統計(職種別・20代前半で入った人の道すじ)です。いくつかの仕事は、統計では同じ職種にまとめられています。
- ランクの付け方(入社時の年収・未経験OKの求人の数・年収の上がりやすさ):ほかの仕事の平均を100としたときの大きさで付けています(S=120以上/A=105〜119/B=95〜104/C=80〜94/D=50〜79/E=50未満)。
- 働く時間は、1日8時間・年間休日120日と120日・残業が月13時間と20時間として計算しました。
- 「人と話す」「体を使う」は、良い・悪いではなく仕事のスタイルです。求人票の数字ではなく、普段の仕事内容から図鑑がまとめた目安で、ランクには入れていません。
- 求人票に書かれた条件です。実際の年収や残業は、会社やお店によって変わります。求人の会社名や個別の条件は載せていません。数字は2026年10月時点です。
はじめてのお仕事図鑑 更新日:2026年10月14日(求人票は2026年10月時点・国の統計は2025年の調査)
